みみずくずのライブでもないのに、里帰りなんて、久しぶりのこと。
なかなか出来そうで出来ないのですが、今回は、
母が家を越すということで、(といっても、またまた近所の東寺内)
想い出廃棄人として、東京より、派遣されたわたくし。

前日2時頃まで高円寺ーで飲んでいたにもかかわらず、11時にはすでに新大阪着。
江坂の100円ショップで、激落ちパパ的スポンジなど買って、乗り込みました。
わたしはいい意味でも、悪い意味でも物に執着心がなく、無くしたり壊れたりしたりしたら、はい、それまで。
大切なものは、毎日必要なもの。新・旧・高価・安物・問わず、気にいったものが、大切なもの(一部想い出品を除く)なのである。
激貧時代に、CD、レコード、書物、洋服などもかなり処分したわたしの、
実家持ちものは、洋服類プラケース一個と、レコード段ボール一個、想い出開かず缶詰め一個、に収まってしまった。
これは女オーバー30的にはかなり少ない気がする。(東京にもあんまし荷物ないしね。)

そしてそして、捨てられないない母のだいたいの荷物は洋服/帽子/靴が大半。
洋ダンス4個に、和ダンス2個、押し入れにもケースが◯個・・・と、もの凄い量である。
昔から服が大好きで、自ら15年以上も洋服屋をやっていた手前仕方のないことだけど、5年も6年も着ないものを
押し入れにかくまっていても意味がない!キリがない!!
ということで、私は昨日、鬼となったのでした。

「はい、まずここにあるものを、いる・いらない・ちょっと迷う・に分ける!」
「はーい、ちょっと迷うのところは私がだいたいいらないの、見てあげるからねー。」(ほとんどいらないにする)
「はいはーい、いるものの方もちょっと見せてねー」(ほとんど着てなさそうなものの要る理由を聞く=想い出系以外は全て破棄!)
もう、迷えぬように、要らないものの口をどんどん閉じる。
もしも◯れば、ひょっとして◯たら、は許しません。捨てると決めたらキッパし、捨てましょうね!!

そうして作業は、淡々黙々と進められたのでした。

終わって、生ビール。
新居で、新しい花でも飾って、母がさっぱりしてくれたらと願う。

そして、こんなにも鬼になったはずの私は、自ら、想い出開かず缶詰を、(犬の首輪・写真・手紙等)ちら見してしまったため、
更に更に眠りが浅く、6時起床。=めちゃめちゃ弱虫やん。
途方に暮れそうな自分をたたきのめし、
久しぶりに実家の裏にある、千里山の坂道、タオルを巻いて走りました。

この勢いに乗って、マスクにジャージ姿で、今日も更なる段ボールと格闘する予定です。