引っ越しも、無事終了。

母の新居はもともと3DKだったものを、誰かが改装して2LDKにしたのであろう間取り。
玄関を開けると、まっすぐ奥へ続くリビングが見渡せて、なかなかいい。
荷物がまだまだ多いが、収納も多く、南と東の両方にベランダが。
一度も咲いたことのなかった鉢植えが、引っ越して2日で、かわいく花をつけていた。
そしてまた、南側のベランダの目の前が、浄水場のため、リビングからの眺めは、駅2分とは思えないほどの
快適空間である。

ね。牛でも放したい感じです。




あれこれ工夫して収納したり、この機会にと、バスマットやらまな板やらもろもろ新しいものを
買いに行ったり、すっかり私も引っ越し気分になってしまった。

母の荷物は、実は4トントラック満杯ほどあって、今回の引っ越しはAさんマークの引っ越し屋さんに、
らくらくパックという奴を頼んだのであった。
男手もないし、仕事も忙しいので、ちと高いけど、えーいい思い切って!的な決断だったのだが、
凄い凄いすごーーーい。
私はプロの仕事に感動してしまいました。
まずは引っ越し前日、女の子2名が派遣され、梱包を手伝ってくれる。
=聞けば歳は10代らしいが、十分プロ。

「ここをよろしく!」と食器棚などひとつ頼むと、
四角い箱にいろいろな形の食器を、パズルの様に梱包。
段ボールには、中身の種類と元あった場所、これから行くであろう場所を明記。
気持ちいいねー。
おまえも手伝えよ!とは言われないけどさ、ただただじーっと見てしまう私。

そうして、今日ここで、私が手伝えることってもうないですか?
というところまでやって帰って行った。

そして、当日。乗り込んできたのは、5人の成年男子。たぶんほとんどが20代前半。
なんか新選組みたーいい!!と手を叩く私。
隊長らしき人(この人のみ20代後半かな?)がまず、クリップボード片手に荷物の確認。
大型家具の引っ越し後の配置やら、段ボールの中身、荷物の総量を確認。
ひょっとして、土方歳三???

本日のメンバー自己紹介を終えると早速開始。
部屋の中まで入ってくるのは3人、後の2人はエレベーター前で指示を待つ。
まずは捨てるものを、廊下の隅へ出しておき、床などに傷がつかないようマットを引きつつ、
小さなものから順に、バケツリレー的に、トラックの前へ運びだす。
私の沖田くんは???と一番隊長を探す私。
居ましたね、一番小さくて、若そうで、男前の力持ちが。

あれよあれよという間に、部屋の中がみるみる空っぽに。
歳三は指揮もとりながら、自ら一番デカイものや、高価そうなものなどを担当。
やっぱ上に立つものは、こうでなくっちゃねー。
ビデオの2倍早回しくらいのスピードで事は運び、今度は新居への運び入れ。

「どこに置こうかな?やっぱりこっちで。」などと優柔不断な母に嫌な顔ひとつせず、
電気の傘なんかも、装着してくれ、あっという間に4トン分の荷物はそれぞれの場所へ。
ブラボー!その汗。素敵すぎますーと喜びまくる私でした。


荷物開きも、そこそこに決着をつけ、東京へ戻る。
あれこれ用事を済ませようと、ノートパソを持って乗り込んだのぞみだったが、膝の上に開きっぱなしで、
京都あたりからそうそうに、すっかり眠ってしまった。

大した荷物も持っていないようでも、
私の腰痛は全開に悪くしてしまい、今朝方くしゃみをしただけで、「うっ。」と倒れ込んでしまいました。
んー天気もはっきりしないし、身体が思うように動かないのは、何かといらいらする。

というよりも、帰宅して、自分の家に帰り、
なんじゃこれは?この狭さは!と改めて、愕然としてしまった。
今年はなんとかゴリ押しにて、間逃れた更新料。
これを区切りに、来年の今までには、絶対に。
どんな手を使っても、引っ越してやる!!!と燃えるわたし。

気分転換に、朝からごはん。
腹ペコで、パンなど齧りそうなところを、ぐっとがまんして、麦ごはんを炊く。
スイッチを押しておいて、近所のOKマートにて、袋持参のお買い物。

本日の朝食

ちくわとつるむらさきとショウガの炒めもの、同じくつるむらさきのみそ汁、うりの浅漬け、
めかぶ、さばの塩焼き、麦ごはん

やはり、自炊の満足度の高さにひとり頷く。

もう、Aさんマークのらくらくチーム荷物部隊の人なら、誰でもいいです。
あなたに死ぬほど手料理食べてもらいたいなー
もらってー?ってな感じでした。