友達が下着泥棒にあった。
ちぃさなアパートによくある部屋の外に置いてある洗濯機の中から、
まだ干す前の濡れている状態の洗濯物を、女もののパンツのみを選んで、持っていってしまうらしい。
聞けば、これが初めてではなく、同じ手口で、通算4回目くらいの話らしい。
「へー。」
ピピーピピーっと、洗濯が仕上がってから、干すまでの間をねらい、一目をはばかりながらも
洗濯機のふたを開け、複雑に絡みあった濡れた布切れ(うちだけでしょうか?)の中から、
女もののパンティーのみを見つけ取り出し、素早くポッケやカバンなどに投入、
即座に何ごともなかったような顔をして逃げる。ということか。
で、家に持って帰ってから、それを、干すのか?干さぬのか??

なかなかに、至難の技のような気がするその行為。
近所の奴の犯行じゃねーの?と思う。
うちの洗濯物干場の目の前は、隣の家の2階部分の入り口になっている。
つまり、ちょっと手を延ばせば、プラプラ風に揺られている私の下着が、
いとも簡単にゲット、泥棒出来るのです。

別にベージュのデカパンとか履いてないんだけどなー。

下着泥棒にあったこと皆無。
痴漢にあったのは2回(それも小学生の時と中学生の時)
別にあいたいわけではないけどさ。
どんなけ色気ないんや?私は?と思う。

最近はナンパどころか、セールスや宗教の勧誘なども皆無。
ギターを持って歩くことが多いからかな?ティッシュさえもらえない。

ところがわたし、道を聞かれる。
この辺ならまだしも、海外旅行中も、大荷物を持っている時も、急いでいますオーラ全開の時も、
とにかくよく、道を聞かれる。

そいでもめちゃくちゃに方向音痴のため、ほとんどは役に立てず、
また別の人に聞いてみることを勧めたり、コンビ二に行って地図を見ることを勧めたりする。
道を聞かれたときように、地図でも持って歩こうかしらとも思う。
ところがある人にとっては、地図などただの紙切れであったりすることもあるのよね。

友人で、地図を見るのが趣味という奴がいる。
わたしの友達の中でも1、2を争うバカなのだが、ふとした時に
カバンから取り出しては、とっても楽しそうに地図を見ている。
その顔が、やっぱしバカそうではあるのだが、なんとも子供の悪巧みというか、
わくわくしている風で、すごくいい。
その他は脳みそまで筋肉で構成されている彼。体力だけは自信があるらしい。
仕事は、メッセンジャー。
自転車に乗って、ひょいひょいと、ここいらから横浜あたりまで行ったりする。

「天職ってあるんだね!」そう言って
雨の日などは、びしょ濡れになっても、嬉しそうに笑う。