寒い朝に こっそり おにぎり握るように 愛して欲しい

吉井和哉さんのうたの好きなフレーズです。
だんだんキュッと閉まってきた、早朝の空気の中、オムツガーゼを洗っていると愛情って、、、と、思います。
息子の方は、無事4ヶ月検診も終え、健康に、どんどん大きくなっていきます。
乳のみで、こんなにも、大きくなるもんなんだーと、まじまじ見ては不思議な気持ちになります。
そうしてその成長っぷりに、恐れ入る毎日です。
だってー赤ちゃんってば、怖いもの知らず、本当に加減というものを知りませんから。
泣くのも、うんこするのも、寝返り打つのも、常に本気です。
何ごとにも本気で取り組んでいますので、その成長っぷりも著しく、毎日ひとつくらいは、昨日出来なかったことが
出来るようになるわけです。
彼といると思うわけです。
まー、わたしという人は、過ぎ行く時間の中で、日々なんとあぐらをかいて過ごしていたのでしょう?
こうゆうのを、子供に教えてもらうとかって表現するのでしょうね。

息子がよく笑います。もちろんその分、泣くのですが。
その笑顔が、凄いです。怖いです。
なんたってその笑顔の裏には、何ーにもないんですから。
外が見えるように、前向きに抱いて、鏡の前で
「ほい天太!これが現実だよー。」と、よくあやします。
私と自分が写っているのを見て、どこまでわかってか?ケタケタと、とても喜ぶからです。
ふと、蕪のような我が子の後ろで、ニタニタする自分の様子を見て、目をそらしたくなります。
シミだらけの鼻、皺だらけの目尻、濁った白目、ありゃまーの使い古しです。
100円ショップのスポンジのように、使うだけ使って、捨ててしまえたら、どんなに良いかとも思いますが、
これをまた磨いて、使っていくしかないわけです。
年を重ねるにつれて、ひとつひとつ身軽になって、そぎ落とされていくシンプルライフ。
なんていう美しさを追い求めるには、まだまだほど遠いです。
ごちゃごちゃと、暮らしに爪を立てられては、ヒリヒリばかりしています。

こんなことを書くと、マタニティーブルーの心配をして下さる方もいますが、はっきりと、違います。
なぜなら、貧乏人には、ブルーになる暇が、ないからです。
ブルーになるくらいなら、ブルースを歌います。
ココロに陽が灯るからです。

先日、高円寺のお祭りで、天太を抱いて、ステージにあがり、歌いました。
久しぶりに人前で、うたを歌いましたが、なんだか、ふつうに楽しめました。
なんてことはなく、私が歌っている間、天太はあくびまでしていたようです。
彼からすれば、いい迷惑でしょうが、妊婦に続く、飛び道具ですね。
お客さんは喜んでくれたようです。
22日の復帰ライブに向けて、今度は棒の先に天太をくっつけて、くるくる廻す練習をしています。
嘘です。
天太を寝かしつけては、髪振り乱して、いそいそと準備をしています。
これは本当です。
復帰ライブとうたっていますから、ここははずせませんものね。
ってことで、たくましく、母になった林レイナに会いに、阿佐ヶ谷まで、是非ともいらしてくださいましませ。


風太郎ぷれぜんつ
「土曜日の鈴木さん」
~最強の3マンライブ~

阿佐ヶ谷NEXT SUNDAY
(http://nextsunday.jp/)
2008年11月22日(土)
OPEN/START - 18:30/19:00
前売/当日 - ¥1,500/¥1,800(+drink¥200~)
出演 - 林レイナ/sola/藤本大祐
Opening Act - たつまさ