梅雨らしい雨、天太が寝たので、夕食の準備を済ませる。
オニオンスライスと新わかめのサラダ、鳥モモの酢醤油煮、青菜茹で、炒り豆腐、あとは鯵を一尾のまま塩焼きに。
老人みたいな食卓ですね。

先日はエビチャーハンのモーニング掲載のお知らせをしたところ、たくさんの人に目を読んで頂いたようで、
ありがとうございました。わざわざメールで感想くれた人なんかも居て、Pちゃんめちゃくちゃ励みになってると思います。
七夕の短冊には無理矢理、「みんなのけんこうとちちのれんさい」と書かされた天太でした。

ところがこれ、Pちゃん、連載獲得のために、講談社へ通い、次作漫画のネームで四苦八苦しているよう。
先日は夜中トイレに目が覚めると、カツ丼喰うか?の取り調べ室にあるような小さなスタンドライトひとつ。
テーブルの上に照らされた真白い紙を前に、ぼーぜんと宙を見る姿を発見してしまった。
2杯ほど焼酎を一緒に飲んで、そのまま先にまた眠るわたし。
ひとつの作品で賞をとることと、プロとして連載を持った漫画家になることとには、また違った関門がるようですね。
Pちゃんがいまいるところは、苦しそうだが、羨ましくもあるのでした。

昨日は十条の友達A子の家に行って、タイカレーをスパクリングワイン(赤)をごちそうになった。
よそんちへ行くと、どこへ行っても面白いなと思う。
いろんな家があって、いろんな生活がある。
みんな当たり前と思ってやっていることが、うちとは全然違ったりする。持っているものも違う。
広い家だとか、新しい家だとか、綺麗な部屋だとか、大きなソファーやテレビだとか。
うちは狭いし、子供も居るので、みんないいなーと思うのだけど、彼女の家ほど魅力的に感じる家はないと思う。
古い一軒家で水回りも悪そうだし、特別日当りがいいこともないのだけど、A子の家は明るい。
そこにあるものが全部、活き活きして見える。わいわいと楽しそうに生活していることがありありである。
「いらっしゃーい」と裸足でペタペタ歩きながら出てきて、丸っこい身体と丸っこい指で、魔法みたいにして、台所から美味しいものが
じゃんじゃん出てくる。ひょいっと押し入れからかわいらしいものが出て来たり、
今さっき道ばたで摘んできたみたいな花(ほんとは買ったと言っていた)がグラスにドカっと活けてあったり、
玄関に無造作にトランジスタラジオがぶら下げてあったりする。
帰り道、こんな家に産まれたら、毎日楽しいだろーなーとしみじみ思うのでした。

みみずくずものしのしと動いている。
HPのトップページの写真が変わった、←これは全くわたしの力じゃないですけどー。
顔がはっきりわかるアー写的なものに、ライブ写真が追加された。←アットランダムに写真がいろいろ出てきますよ。
躍動感溢れるライブ写真を見ていると、我々が『俺たちロックバンドだもんね!』と音楽していることが、みんなにも伝わりそうで嬉しい。
なんだかどんどん歳もとってきて、自分も夜が眠いとか体力落ちたとか思っていたら、ドラムのM田なんか54歳だし。
なかなか時間や金が捻出出来ず、いらいらする時もあるけど、ここまできたらもう焦っている場合でもない気がしてきた。
週に一二回スタジオ入って、無駄話して、月に数本ライブやって、活動してるバンドが羨ましいけど。
いまのボクらの現状は、ライブリハも贅沢なことは言ってられず、一日に詰め込みまくるので、みんなヘロヘロだったり、わたしの喉もヒーヒーだったりするけど、
じゃー何で勝負するのか?どうやったら我々にしか出来ない音楽を、せっかく来てくれたひとにはっとみせられるのか?何を共感出来るのか?
頭絞って考えながら、身体動かして、やってみせたいと思います。
7月31日は、東高円寺でお待ちしていますね。
今週は待ちに待ったリハだぜ。おもくそうたうぜ。ふふ。