あっとい間の大阪、久しぶりにかーさんの仏壇の前に座った。
母が死んで、半年。
時が流れるのは早い。
それでも母のことを想う時は、なかなか進まない時計の針を、じっと見ているようなんである。
まー生理前やろう。と言いながら、アホみたいに泣けた。
死んでから、初めてちゃうか?と思うくらい、わんわん泣いたり出来た。
父が、これから母と一緒に暮らすためにと借りた家に、母が寝泊まりしたのは、たった三日ほど。
男のひとり暮らし。
水回りやら、掃除が行き届いていないとこがあっても、家の中は、花と母の写真だらけだった。
おそらく200枚ではきかないだろう。
母が産まれてから、死ぬ間際までの写真が、壁一面にはりつめてある。

天太を連れて、父と3人で、天王寺動物園に行った。
動物園のチケットは、半券を見せれば、再入場出来るようになっていて、午前中からでかけて半分廻ったところで
通天閣の方へ。途中で、新世界で串カツを食べた。
天太がキャベツにソースをつけるのをつまみに、ハイボールを飲んでいたら、
「なんか、久しぶりに幸せやなー。」と父が言った。
せっかくやからヒョウ柄のスパッツでも履いてくれば良かったと思いながら、わたしはまた泣いた。
どうしても歌いたくなって、倉庫からギターを出して、庭で歌った。
気持ち良かった。

「まだ、次が決まらないんです、、、」と話すPちゃんに、父が言っていた。
「俺ら3人(わたしと父とPちゃん)の中で、誰がって、おまえが一番、いま、希望がある情況やねんから。
 がんばれよ!」
 残りのふたりの希望について考えたら、ちょっと笑けてきた。
自分のことはさておいて、父には、母の分までとは言わないけど、自分の人生を生きて欲しいと思った。

来月はまた早々にソロライブがある。
みんな売れっこで忙しいので、スタジオリハの時間を組むのが大変である。わたしだけひまでもね。
それでも、林レイナのソロは、かちっと決めて何度も練習してあわせるよりは、自由にやりたいんだから丁度いい。
というより、私が、誰かとピタしとあわせるほど、上手くギターを弾けないので、誰かにあわせたりしていたら、
思うままに出来ないのである。
スタイルも、弾き語りというよりは、だんだん叩き語りみたいになってきた。
今年は月1ペースほどで動いていたのだが、この先の予定はまだ決まっていないし。
毎回のことだけど、今回も、ありったけでやりきろうと思う。
次がないつもりでやりたい。
ほいで力入りすぎたり、すんねんけどね。
今回は、場所も阿佐ヶ谷でハコも凄く雰囲気がいいし、出演者もなかなかに強者たちです。
私は、林レイナソロと、アバンチュール(ヨシンバ吉井とのユニット!)での2ステージ出演します。
なんか、当日も忙しくなりそうで、嬉しい。
ほいでライブし終えて、ネクストサンデーで、安くて美味い300円のレーベンブロイ!飲みまくったるぅ。