ほんとうに人生ってやつってば、底はかとしれないものですね。
長いんだか短いんだかあっという間なんだかねっとりとなんだか、わけがわからないまま気がつけば30半ばも過ぎ、
子供まで産んで新しい家族を作って寝起きしている。
なんとなく同じことの繰り返しのような毎日の時間は、瞬間の連続であって、二度と同じ瞬間なんて訪れないのであるからして
つまりは元に戻ってとっかえひっかえ出来るようなことなど、何ひとつないのが当たり前のことなんである。
別に人生を振り返っても後悔するようなことはないし、やり直しがきくと言われても、歩くのにさえ精一杯な2歳児になど
戻りたくもないし、10代20代に戻って学校やら受験やら面倒な青春をもう一度やってみたいとも思わないんだけど。
そうゆう当たり前のことってなんとなしにわかっているようでほんとうにわかっているのかな?自分と、ふと、思ったりするわけです。

昨日は、久しぶりに下北沢までレコーディングに。
その後高円寺でスタジオ練習に、音楽にたくさん時間を避けた一日だった。
レコーディングは、今度の16日の下北沢251のブッキングライブで、お客さんに配布する用のものだ。
251の店長のKちゃんが、「一発撮りのアコースティック音源を」というコンセプトで、出演者に依頼してくれたものである。
いやー勉強になりますね。
最近の録音は、いつもはコーへイとふたりでやっていて、軽く練習した後、何度か歌ってみて、一番良いテイクを元に、
いくつかのテイクから、彼に良いところをセレクトしてもらう。という方法を、とっているわけです。
まー神経質にピッチを気にして細かく切り貼りするようなことはなくとも、一回のテイクで、いいとこだせればそれでよし!
ってのが、染み付いていたわけなんですね。
やり直しのきくのがわかってての一本勝負と、正真正銘の一発勝負ってのはさ、やっぱ違うよね。
結局、ふたつのテイクからどちらがいいかしら?ということになって、Kちゃんが決めてくれました。
私的には彼が選んだのでない方のが、ドラマティックでいいんじゃないかしら?と思ったんだけど、時間が自然に流れる感じだったりとか、
歌いはじめのムードだったりとかで、もう一本の方のテイクに決めて、あの曲のアコースティックバージョンが、収録されたわけです。
昔だったら、自分の意見をごり押ししていたかもしれないんだけど、最近は、
「このTシャツ大好きだから、誰がなんと言おうと、私これを着る!」ってよりは、
「以外とこっちの方が似合うから、これ着れば?」と言われる方を、着てみたりする。
そうゆう感じです。

だけどライブってなるとさ、また別なんだよね。
だからライブってさ、好きなんだよね。
どーやこーや言うまでもなく、
正真正銘の一発勝負で、思い切りやりたいと思います。
来てね!


CLUB251presents "Girls from NANAIRO-LIFE?Aco ver."
日時:6月16日(水)
場所:下北沢CLUB251( http://www.club251.co.jp/index2.html )
開場:18時半 開演:19時
前売:¥2,000 当日:2,500 (ともに別途ドリンク代)
出演:みみずくず(林レイナ&曽谷コウヘイ)/扇愛奈/リリーガガ/平絵里香/松井紗来(from soca) /silent flow
※来場者特典あり!!!




なんやかんやで、そうこうしてるうちに、あと2週間で、天太が2歳なんだって。
しかも今日はいまから、懇談会とやらです。
面倒くさいけど、年に2回ほどのものだし、シャワーを浴びて、酒抜いて、アロハでも着て行ってきますわ。